2007.08.23 獅子王杯 新木場大会 第3日目

第3試合の佐藤耕平vs征矢学は、征矢がやはり打撃戦を制されて打ち負けた感じ。
征矢もエルボーでは打ち負けなかったし、綺麗なフォームのドロップキックなどで返していったんだが、
やはり耕平には蹴りがあるのでそこでグングン差が着くけど、征矢の表情から力が消えることはなかった。
最後は逆片エビで粘ったがエスケープできずタップ。
記録を見たら4分44秒とかだったんだが、もっと長い試合に見えたのは、内容が充実してたからだと思う。
試合後、耕平が征矢を起こして、握手こそしなかったものの征矢の肩をポンポンと叩いたのが印象的。

セミは原と澤がお互い一歩も引かなかった。
やはりこの2人の決着戦は20分では足りないか、
いや、この2人なら20分だということを見越してリスクを冒しても
時間以内にケリをつける試合も出来たはず。

メインは最後の1分ちょっとがgdgd。
シェリーも何か抑えてる感じ、明日に備えて?

投票によるMVPは澤、準優勝は征矢。

征矢はキャリア差のある選手とのシングル3連戦、よく気持ちが折れずに乗り切ったと思う。
ファン投票による準優勝という結果はそれだけの人数の観客の胸を打ったということ、
結果・内容に満足していなくても、そこだけは誇りに思って欲しい。

本当にいい内容だったんで、来年以降も続けられると良いと思う。
もっと多くの人に見て欲しい内容だった。
あと興行として気になった点。
・3日間通し券の発売が限定的過ぎ (1ヶ月以上前の7月のZERO1-MAX後楽園でのみ)
・広報不足、露出が遅かったし地味だったと思う。
選手を出してくれた各団体のウェブに載せてもらうとかあったと思う。
・せっかく新木場なんだからスクリーン使って欲しい。
初見の選手・名前しか知らない選手なんかも多いという性質の大会なんだから、
そういう面での工夫があると会場の盛り上がりも違ったと思う。
試合前・休憩時に各団体が提供してくれた DVD 流すだけでも違うと思う。
新木場で映像設備使うと使用料が結構かかるのがネックだろうがそこは折半するとか、
スポンサー映像混ぜるとか、何とか出来るはず。

まあ、でも実際こんなに難しい興行をやろうと決断した FOS は正直すごいっすよ。