ご苦労様です

ここ二日、頭痛が酷くて仕事を休んでたんだけど、
こういうときに独身というのは困ったもので、
どんなに体調が悪くても自分で動かないと食事が出来ないのですね…。
去年、肺炎で1週間寝込んだときは、そりゃー「結婚しよう」と思いましたよw
今は、いろんな団体の興行を各地へ観に行くのが楽しいので、
それを捨ててまで結婚したいとは思わないですけどね。

話がそれましたが、この二日間もコンビニくらいまでは行かないと餓死してしまうので(誇張表現あり)、
行く途中、郵便局…じゃなくて郵政公社なのかな、そのバイクを見かけました。
ちょうど通りかかったアパートの前でバイクが止まって
「ここへ配達なのかなー」なんて思って歩きながら脇目で見てたら、
ヘルメットを取って荷台の箱をあけて取り出したのは大きいタオル、
それで頭をゴシゴシと拭いて、ヘルメットをかぶりなおし、
タオルは箱にしまって郵便物を取り出してアパートへ走って行かれました。

確かにこれからの時期のヘルメットは大変ですよね…。
「兜で蒸れるから」という理由で頭頂部を剃るという出で立ちが戦国時代後期に
武田四名将の一人、内藤昌豊によって考案されたとも伝えられていますが、
400年以上たった今でも人は同じ悩みを抱えているようですね。

最近、職場で見ていても、何か配布したり持ってきてくれる方に「ご苦労様です」、
電話がかかってきたら「お世話になっております」、
このくらいのことが言えない人が多いです。
それどころか朝の「おはようございます」、帰るときの「お先に失礼します」に
「シーン」なんてことも普通だったりします。
個人的にはこういうのは仕事が出来る・出来ない以前の問題だと思うのですが、
今の職場はあまりこういうことは気にしないみたいです。
えぇ、自分が仕事が出来ない僻みも多分に入ってますけどねw

これは教育というよりは、家庭のしつけの問題だと思います。
自分は実家が自営業でしたから、挨拶・礼儀については厳しくしつけられましたから、
余計目に付くのかもしれませんね。

この暑い時期に郵便配達の方は大変な思いをされてるということを改めて認識しました。
ですから、自分の家へ書留・小包などの配達があったら
「ご苦労様です」と私は今までも言っていますが、
これからは社交辞令的でなくちゃんと心を込めたいと、そう思います。