2007.08.05 PRO-WRESTLING SUN 「COLORS ~SUN SUN Summer Sardonyx~」

第1試合 前村早紀 & ○エル・ブレイザー (ライトニングストラック→体固め) 植松寿絵 & THE★ZEST×


植松・ZESTを場外へ落とすと、
前村のコーナートップからのプランチャ
エル・ブレイザーのノータッチのトペ・コンヒーロでダメージを負わせる。
そこから前村がスパートに入り、
ZEST に雪崩式フランケンシュタイナーを敢行するが、
踏ん張られてしまい逆に雪崩式パワーボム
植松の正面飛びミサイルキックから、
ZEST のクロスアーム式デスバレーボムを食らった前村が完全にダウン。

しかし、ここで場外の高速ブレーンバスターで植松の動きを止めたエル・ブレイザー
前村を自軍コーナーまで引きずって行き強引にタッチ。
植松がリング外でダウンしている間に
ライトニングストラック(リバース450°スプラッシュ)でエル・ブレイザー
THE★ZEST を仕留めた。

この日のエル・ブレイザーはいつも通り杉だったと思うだが、
ZEST が正直誰だかはっきり分からなかったが、
体格・ムーブから考えると菅原拓也ぽく見えないこともなかったけど、髪が黒だったなぁ…。
まぁ、私のマスクマン中身予想は過去に当たった事がないので、違うでしょうw
ただ、前村の雪崩式フランケンを踏ん張っての雪崩式パワーボムが溜めるときに、
クラッチが外れかけて、それでそのあと落とされたときに前村が若干受けそこなった感じに見えた。

ちなみに試合後、ダウンしている前村を置き去りで引き上げるエル・ブレイザー
その前村を襲撃するZESTと植松、慌ててカットに入る Hikaru。
マスクマンとはいえ、政治的事情とはいえ、一応タッグなんだからさー、とw

第2試合 ×夏樹☆たいよう (腕ひしぎ逆十字固め→レフェリーストップ) ○風香


試合序盤のエルボー合戦で風香のコスチュームが壊れるハプニング。
右のクリアストラップの後ろ側が取れてしまった模様。
風香は結局ずっとそれを気にしながら戦う展開。
中西と組んでIWGPタッグに挑戦したときの西村のように
(途中からシューズを脱いで裸足で戦った理由について)
「新調したシューズが気になって意識が半分くらいそちらへ行ってしまったので、
  途中で脱ぎました」
このくらいの根性を見せてくれないと(違いますw)。

そのあと、場外へ落ちた風香をエプロンを走ってのプランチャ(というかクロスボディ)で
追撃した夏樹だったが、どうもこの攻撃で肘を負傷した模様
(自分とはちょうど対面だったので見えなかったが、風香にダメージがちゃんと行ってるのに
セコンドがスプレー持って走っていって肘を押さえていたので間違いないかと)。

ここからアームブリーカーなど風香が徹底した腕攻めに移行。
一度目の腕ひしぎ逆十字は長時間かかって何とかロープに逃げ切ったが、
二度目のビクトル式に入った腕ひしぎ逆十字は、
夏樹も体を入れ替えて押さえ込んだりしたがカウントが数えられず、
ロープにも逃げられず、夏樹もタップせず、でレフェリーが試合を止めた。

この試合の評価はちょっと難しいところ。
場外での夏樹の負傷が試合に与えたインパクトが大きすぎるかな、と。

第3試合 Hikaru & 前村早紀 vs アジャ・コング & 木村響子

Hikaru & ×前村早紀 (ネックハンギングボム→踏み付け式体固め) アジャ・コング & 木村響子


休憩が第3試合の前に入らなかったので、前村は第1試合の完全ダウン状態から
中15分程度での2試合目に。入場時から Hikaru のかなり後ろを歩いて付いて来るのがやっと。
この状態で Hikaru が先に入場していたアジャ・木村に突っかけて乱闘スタート。
アジャ・木村組はセコンドの植松も交えて
Hikaru がタッチロープをつかんでいないことを指摘しまくって、Hikaru を固定。
その間にアジャが前村を徹底攻撃しつつもカウント2で肩を上げさせて試合を決めない。
客席からも「もういいだろ!」という声が飛び、アジャが「いいのか? 決めるぞ?」と言って、
垂直落下式ブレーンバスター→一斗缶攻撃→一斗缶への垂直落下式ブレーンバスター。
ここで、木村がアジャにタッチを要求。
ネックハンギングボムから前村を踏みつけて3カウント。

まぁ、これだけ読むと予想通り Hikaru 空気化に見えるかもしれないが、
実際には自軍コーナーでかなり存在感があったので、
あれは以前の前村と組んだときよりはタッグとしては成立してたと思う。
むしろ空気化してたのは木村響子かな、と。

再試合 ×Hikaru & 風香 (PK→踏みつけ式体固め) アジャ・コング & 木村響子


全く試合に出ることなく終わった Hikaru が「もう1回やれ!」と。
アジャ「やるのはいいけど、パートナー、あんななのにやるのか?」
Hikaru「1vs2だ」
アジャ「OK、1vs2ならやろう」
と、ナイスなマイクのやり取りで
「Hikaru が1vs2でどのくらいプロレス頭働かせるか見れるなー」と思ったら、
マイクもなしでセコンドに居た風香がTシャツを脱いで乱入。
Hikaru & 風香 vs アジャ & 木村 でゴング。

試合自体は今度は風香が空気化。
「初タッグだから…」「Hikaru とタッグの練習してないから…」とかいうレベルを
はるかに下回るグダグダさ加減。
風香の攻撃に続けてスピアーに行こうとした Hikaru が
風香を邪魔だと振り払う場面が3回はあった。
それ以外にも連携が乱れる、などなど目に付いた。

この試合に風香がなだれ込んだことは世間(Hikaru・夏樹のブログ、風香ファン)的には評価されてるんで
まぁ、私が天邪鬼なんですねw

再試合も通して、↓↓だったのは木村響子かなぁ…。
別に居なくてもアジャだけでよかったじゃん、って感じ。

第4試合 AWA世界女子選手権

×[王者] 高橋奈苗 (高角度チョークスラム2連発→体固め) [挑戦者] ジェイミー・ディー○


序盤のタックル合戦などは最終的には奈苗が吹っ飛ばされてたが、
体格差を考えればほぼ互角だったかなぁ…と。

腰が落ちていない、足を交差しただけのさそり固め、客席から漏れる失笑。
奈苗がこれに長時間つかまるが何とかエスケープ。

奈苗がグリップラークロスフェイスで捕獲。
エスケープされそうになると、奈苗は這いつくばったまま
ジェイミーがまさにエスケープしようとしたロープを蹴って、
体を入れ替えてリング中央へ。
しかしジェイミーはパワーだけで引きずって別のロープへ強引にエスケープ。

そのあと奈苗がコーナーからの攻撃でまごついたところをジェイミーが蘇生して投げ捨てる。

最後は高角度チョークスラム→2カウント→再度高角度チョークスラム→3カウント。

元々幅のないプロレスをしてたジェイミーが、
時間が経つにつれどんどん幅がなくなっていく…。
確かにパワーがあるんでそれで成り立っているのは分かるんだけど、
マケボノさんみたいな有無を言わさないところまでの説得力がないんだよねぇ…。

アジャが名古屋・新木場連戦にWコング投入予告。

試合後、負けたことに気づいた奈苗がリング状で号泣。
実質 SUN 勢全敗で締めの挨拶もなし。
REM勢が引っ込んだあとで前村がマイク
「SUN は絶対に絶対に負けません! もっともっと強くなります!
応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」

奈苗がベルトを失って身軽になった件などなどについて思うところは、後日別途書きます。