2007.09.25 ZERO1-MAX 天下一Jr. 沼津大会

第1試合

○MAX宮沢&お茶戦士・カテキング (垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め) 高西翔太×&L.T.P.

カテキングはかなり体格がいいマスクマン。
軸足の使い方、アームホイップの感じからルチャの心得があるのはすぐ分かった。
完全におちゃらけなんだと思ってたけど、ZERO1-MAXの若手より全然基本は出来てる。

第2試合

○植松寿絵 (サムソンクラッチ) 前村早紀×

前村は最後勝ちを確信しすぎて、油断した感じ。
ロープに飛んだところをサムソンクラッチで丸め込まれてピン。
フィニッシュまでの攻防は、完全に互角だったので、詰めの甘さが出たかな、と。
確かに見ていて、終盤前村が攻めてるんだけど、
どういうフィニッシュに持っていくかがイメージが沸かないんだよね…。
勝率が悪いせいでピンを取ることが少ないから、ってのもあるんだろうけど。

第3試合

○神風&谷嵜なおき&原学 (ムーンサルトプレス→片エビ固め) 高橋冬樹×&崔領二&佐々木義人

個人的には原の良さが光っているように見えた。
ブレーンバスター・ホールド→腕ひしぎとか。
自分自身もBMLってことでちょっと色眼鏡で見てた部分があったんだけど、
普通にプロレスできる選手なんだよね。
活躍の場が少なくてもったいない感じ。

第4試合 天下一Jr.2007 一回戦

澤宗紀 (腕ひしぎ逆十字固め→タップアウト) チャド・マレンコ×

チャドの足攻めと澤の腕攻めの意地の張り合い。
澤のシャイニングウィザードを伏せてかわすチャド、
手でブロックするとか、叩き落すとかは見てきたが、
あんな回避方法があるとは…w

第5試合 天下一Jr.2007 一回戦

日高郁人 (飛びつき後方回転エビ固め) 菅原拓也×

お互い得意技を出し切った試合。
最後は日高が叩きつけるような飛びつき後方回転エビ固めでピン。
菅原は十三不塔狙いをことごとく防がれたのが敗因か。

第6試合

大谷晋二郎&○大森隆男&田中将斗 (アックスボンバー→片エビ固め) 佐藤耕平&ディック東郷&高岩竜一×

高岩は相手を壊しそうなイメージがなくなったのはいいけど、どうにも微妙。
総合出場を目指したサブミッションだけでは、プロレスの試合としては成立しないなぁ…と。

メインイベント 天下一Jr.2007 二回戦

望月成晃 (ドラゴンスープレックスホールド) 藤田ミノル×

ちょっとゾンビプロレス化した感じも合ったが、両者の意地の伝わる面白い試合だった。
最後は、コーナーにもたれているところへ突っ込んできた藤田へ
カウンターのかかと落し→ドラゴンスープレックスホールド→藤田が2でクリア
→バックの取り合いを制した望月が再度ドラゴンスープレックスホールドで3カウント。

試合後、望月がマイク。
「去年の覇者に3連勝だぞ。〆る奴がないから、俺が3,2,1,0,1,うーまっくすで〆ていいか」
ここまで言われてオッキーに促されてやっと日高がマイクを持ってエプロンに上がる。
このあと本人も得意ではないという盛り上がらない日高のマイクw
日高「1つ勝ったくらいでいい気になるな、俺も1つ勝ってるんだ」
望月「同じ1つでも、俺はシード扱いだから次は準決勝や」
日高「会津で無我の竹村に勝って準決勝に上がればいいんだろ」
えーと、竹村の負けは確定なんですか??w
なーんか、どうなのよー、って感じだよなー。

日高、竹村を破って準決勝進出
→準決勝で日高が望月を破って藤田の雪辱&ZERO1-MAXの体面を守る
→決勝で日高が田中を破ってジュニアの存在感を示す、
今日のマイク合戦でここまで透けて見えてしまった、
と思ったのは考えすぎですかね…。