2007.10.18 SUN 「Chick Fever J ~Hop!~」 新木場 1st RING

会場について思ったのは入りがかなり厳しいなー、と。
100前後だったんじゃないかな。
あと、スクリーンが上がったまま。
これは選手入場式前の奈苗の挨拶で「今回は映像などは使いません」とのこと。

とりあえず、10.18の記事にするために慌てて投稿、あとで追記します。

第1試合 ×夏樹☆たいよう (noki-an バックブリーカー→ギブアップ) noki-A○

日本でジャベ主体のルチャが見れるのが、noki-A くらいしかいないってのが、
なんというか日本人レスラーがルチャを勘違いしてるというか、
見る側が華やかなところばかり期待してるというか。

試合的には noki-A の貫録勝ちといったところ。
キャメルクラッチ、逆エビ、逆片エビ、背中へのストンピング、などなどで、
執拗に布石を打っておいて、さらにあっさりと旋回式のイグチボムなんてやってみせる。
最後はたいようちゃん☆ボム狙いをそのまま noki-an バックブリーカーへ切り返すが、
ここは抱え方が不完全で、いったんおろしてから再度 noki-an バックブリーカーで夏樹がギブアップ。
夏樹は腕をロックされててタップできなかったのは悔しかったろうなー。

第2試合 ×KY堀田 (ソラリーナ) 植松寿絵○

2人ともすっげー楽しそうに試合をしてるのが印象的だった。
堀田は腕攻めを主体に組み立て、植松のドラゴン狙いを抜いて
脇固め→腕ひしぎ逆十字なんて切り返したところは、個人的にはたまらなかった。
最後、タイガードライバー、シットダウンパワーボムで畳み掛けた堀田、
フィニッシュ宣言からピラミッドドライバーを狙って腕を取りに行ったところを、
植松がスルっと抜け出してソラリーナに切り返してピン、
ちょっとソラリーナ入るところでもたついたのが残念。

第3試合 ×華名 (ムーンサルトプレス→片エビ固め) ZEST.co○

まぁなんだ、ZEST.coは前後に身体が厚過ぎだw
華名も懸命に打撃を放っていくんだが、ZEST.coが余裕を持って全部受けてた。
ジャーマンで投げきったりもしてたんだが、最後はちょっと距離オーバー気味のムーンサルトでピン。

第4試合 ○高橋奈苗 (ラリアット→片エビ固め) 春山香代子×

20分を超える熱戦だが、技がどうこうというより、
とにかく打撃の打ち合いでお互いが一歩も引かない。

チャナラッカ☆百狙いを春山がオレンジ☆トマホークに切り返すがカウント2。
ナナラッカ狙いとキーンハンマー狙いはナナラッカが決まるがカウント2。
ランニング延髄斬りは崩れ落ちた春山が、奈苗がフォールに行く前に立ち上がる。
ここから、ラリアットの打ち合いを制した奈苗がとどめの一発をぶちこんで
なかば強引に押さえてピン。

カウント4くらいで返した春山は試合後も突っかけていき、両軍のセコンド陣が分けた。

第5試合 ○前村早紀 (ネバギバ) Hikaru×

序盤こそ腕の取り合い、エルボーの打ち合い、張り手の張り合い、があったが、
どれも上背で勝るHikaruが制していく。
中盤以降は Hikaru の一方的なペースで前村は防戦一方。
串刺しドロップキック2連発、スピアーで畳み掛けられ、
バックドロップ2発で動きを止めてHikaruがダイビングボディー狙いでコーナーに登る。
ここを蘇生した前村が下からエルボーで止めて、雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、
これをHikaruが雪崩式の高角度パワーボムで切り返す。
これで前村の動きが完全に止まり、Hikaruはクシャリズムを放つがカウント2。
フィニッシュ宣言からLanakila-Hを狙ったところを、
前村がスモールパッケージの形で切り返し、さらに勢いで仰向けに寝かせたところを、
横十字固めで丸め込んだ。
負けたHikaruはピンピンしていてレフェリーに文句を一通り言ってから下がったが、
勝った前村は夏樹に担がれて退場。

雑感

メインは、前村がHikaruに勝つにはああいう展開が一番なんだが、
正直内容的にはセミに負けてたかなぁ…と。
まぁ、ベルトを取っていきなり内容がよくなるわけもなくて、
そこは1つ1つ軌道修正してけばいい話で。

あと、やはり観客が少ないせいか、沸いて欲しいところで沸かないなー。