歩いても 歩いても ~ 百万円と苦虫女

先週末に見てきた映画2本。

歩いても 歩いても

いやー、予告編だけの印象で、予備知識なしな割に、結構期待して見に行ったんだけど、裏切られなかった、よかったっす。
「親ってこういうこと言う、言う」とか思って見られれば、面白いと感じるかとー。
変なギャグとかじゃなく自然と思わず「クスッ」って笑ってしまう場面がいくつもありました。
確かに約1日を2時間かけて描く作品で、特定の強いメッセージ性とか、結末に突き進む作品じゃないんで、そういうの求める人にはつまらないかもしれない。
んで、女性陣3人、樹木希林夏川結衣・YOUが各々いい味だしてるし、三者三様のバランスがまた絶妙でいい。

百万円と苦虫女

こっちはメッセージ性はあるけど、やはり特定の結末に突き進む感じではない。
んー、やっぱラスト、「どうしてそうなるかなー」って感じだった。分からないではないんだけど…と感じたのは、中盤から終盤のストーリーの厚さと、ラストの伏線の細さがバランスが悪いからなんじゃないかと…。
結局「百万円」も「苦虫女」もあんまりストーリー的には重要でもない、てのもどうなんかなー、と。

あと、初っ端のストーリの意外性にその後が負けてた、ってのもあるかもなー。確かにアレは意外だったし、驚いた。