彩恋

随分前に買ったDVDですが「彩恋」見終わりました。
こういう学生の恋愛ものって砂時計くらいしか見たことなくて、アレも純粋に「学生の恋愛」かと言われるとちょっと違ったりで、すごく新鮮で面白かったです。

親友同士の3人の女子高生、
恋愛経験豊富でちょっとオトナな「ナツ」、
男嫌いな元ヤン(劇中では更生済でいたって普通)の「ココ」、
小説家志望で泣き虫の「マリネ」、のお話。

1時間半という短い尺の中で、6組もの恋愛を描いてるんでどうしても薄くなってしまうのは仕方ないと思うんですが、最後エンディングへ突き進んでしまうところは評価が割れるだろうなぁ…と。ナツ・ココ・マリネの3人の性格差の描写とキャスティングの絶妙さは見事でそれに救われてたかな、と。
マリネが泣き虫、って設定は知ってたんで、もっと泣きの描写が多いかと思ったらそうでもなくて、それはある意味肩透かし、というか、裏づけが弱かったんじゃないかなー、と。その少ない描写の中で徳永えりさんが好演してたので、アレで十分、って見方もあるかと。

あと主役のはずの3人よりも下手をすると目立ってしまってるユウトのストーリーは、個人的には…でした(汗)

それにしても、奥貫薫さんが高校生の子供がいるお母さん役だなんて、時間がたつのが早いなぁ…とw