ハッピーフライト

久々のチネチッタ
ハッピーフライト、見てきました。
もっと綾瀬はるかさんを押し出した作品かと思ってました(滝汗)。

別にそのせいじゃないと思うんだけど、
ところどころ面白かったけど、全体として満足度は低いかなぁ…と。



以下、ややネタバレ。




・ディフォルメが過ぎないよう漏れなく描こうとしてるのか、話が散漫。
国際線デビューの綾瀬はるかさんも最後はどうでもいいキャラになっちゃってるし。
・ファーストクラスのデザートの話は、もっとCAの充実感が伝わる表現があったはず。
作る方より、出した後の反応とかにもっと比重を置いたほうがよかったような。
(まぁケーキがあの出来で岸朝子さんが「おいしゅうございます」とは言わないでしょうがw)
時任三郎さん、田辺誠一さん、寺島しのぶさん、岸辺一徳さん、田畑智子さん、吹石一恵さん、綾瀬はるかさん、あたりの主役級は役者さん自体のキャラが立ってる分だけ何とか救われてる感じ。
・最後、タイトル的に「事故らない」って分かってるから、ドキドキしない、感動が薄い。
田畑智子さんが最後どうなったかわかんない ーー;;;
・航空機に詳しくないと分からないだろう描写がかなりある。
バードストライクとか、ピトー管とか、
フラップ出したり、エアブレーキ出したり、
減速・降下率上昇のためにランディング・ギア(車輪)出したり。
最近の説明描写モリモリの邦画への抵抗だったのかもしれないけど、
個人的には、あれじゃ見てるほう置き去りだと思った。

2時間弱でどうしてあれだけしか描けないかな…とも見えるし、
2時間弱になんであんな散漫に話を押し込むかな…とも見える、
そういう意味では不思議な作品でした(汗)

公開直前に綾瀬はるかさんが表紙の雑誌がかなり出てプッシュしてましたけど、
あれは内容を見た宣伝の人たちが「こりゃやべーかな」と焦った結果とか、
「僕の彼女はサイボーグ」の成績を見た人たちが焦った結果とか…
勘繰りすぎですかねw