ジョニー

週末にテレビ東京ローワン・アトキンソン主演「ジョニー・イングリッシュ」をやってて、DVD持ってるのに見てしまいました^^;;;
ローワン・アトキンソン演じる完璧ドジな諜報員ジョニー・イングリッシュが、刑務所を世界中で運営するフランスの実業家パスカル・ソバージュの野望から、イギリス国家を守る、ってコメディ。自分は映画版ビーンなんかより全然好きな作品なんですけど、映画公開時は日本じゃ鳴かず飛ばずもいいところでしたね^^; 最終日の金曜日夜19時くらいからの上映を有楽町に見に行ったら、300人は入るだろうシアターに10人くらいしかいなかったのも今となっては懐かしい思い出です^^;;;
あの作品は1つはジョニー・イングリッシュとパスカル・ソバージュの争いが歴史的な「イギリス vs フランス」という概念に根ざしてるということ、もう1つはところどころに散りばめられた007のパロディ、このあたりが理解されないと楽しさ半減なので致し方ない気もするのですが、それら差し引いてもビジュアルコメディとして冒頭の夢のシーンからエンディングまで面白さに隙のない作品だと思うんですけどね…

実は吹き替え版を見たのが初めてだったのですが、山口智充さんの吹き替えは正直イマイチだと感じました。ローワン・アトキンソンさんの声・喋りってのはもっと表情が豊かだし、会話の呼吸・間の取り方がもっと良いはず。なんというか山口さんが抜擢されたのはビーンの物まねやってたから、ってのがあると思うんですが、ローワン・アトキンソン氏の他の作品をちゃんと見てればあぁはならなかったと思うんですよ…ブラックアダーとか、このブログでも以前取り上げたスタンドアップコメディ群とか。なんかもう完全に棒読みですもんねえ…

というわけで、まだ見たことのない方は字幕版で見ることをオススメ。もっともほとんどの場面は字幕なくても分かるビジュアルコメディになってますけどね。どっちみち日本語音声を止めて邪魔されないようにしてみるのがオススメーー;;;