2009.01.29 ドラディション 新宿FACE

ちょっと遅くなってしまいましたが、レポぽいものを。
なんか職場が暑いせいか、すごい眠かったのと、木曜日だったのもあってドリンクは烏龍茶でガマン;-;

それはともかく、去年までは後楽園クラスでやってたカードをFACEに持ってきただけあってか、会場はギッシリ。23日のZERO1はところどころ1列ほとんどお客がいないところがあったりして寂しかったんだけど、ドラディションは空席が見つからない、って感じ。

第1試合 梶原慧チャレンジマッチ4番勝負~カラダ☆張ります~

吉江豊 (逆片エビ固め) 梶原慧×

吉江選手、最近下の選手とあたる機会が減ったと思うんですけど、
うまいこと引っ張ったなー、と。

梶原選手はドロップキックとかエルボーで上手いこと対抗して行ったんだけど、いかんせん一発の重さが段違い。エルボー4,5発入れても張り手一発で返されてダウン、みたいな。裏拳をブロックしたところは上手かった。
逆エビ固めはプッシュアップしてエスケープしたものの、再度引きずり戻されての逆片エビでタップ。

第2試合 アミーゴ鈴木チャレンジマッチ4番勝負~カラダ☆張ります~

長井満也 (キャプチュード) アミーゴ鈴木×

ストレッチプラムで絞ってからのカバーはカウント2で返したものの、長井さんがすかさずキャプチュードで3カウント。
長井さんのキャプチュードフィニッシュってちょっと珍しいかも?

第3試合 華名&×菊タロー (ジャーマンスープレックスホールド) アップルみゆき○&男盛

盛とお菊様のキャラが立ちすぎてるせいもあって、女子2人も良かったんだけど、印象がなかなか残らなかったなぁ…と。
お菊様はこの日は「よくもやりやがったな!このやろー!」からヘアホイップとか、ボディスラムから強引に押さえて2で返されると甲高い声で「スリー!!」とレフェリーに詰め寄るという女子ムーブまで見せるw、あれは自分も含め何なのか分かった人は爆笑だったけど、どうだったんだろw
お菊様、アップルにセクハラするとレフェリー含め全員でお菊様をフルボッコ→華名「真面目にやってくださいよ!!」とお菊様に説教…もちろん黙って聞いているはずもなく「佳奈子ー!」と本名を叫びながら華名にもセクハラ→フルボッコ。今度は男盛がお菊様に「あなた、味方に何してるんですか!?」と説教…かと思いきや「私もたまらなくなってしまいましたー!!」とお菊様を押し倒すw、もちろんフルボッコ

男盛と華名のジャンピングヒップアタック合戦は、ちょっと距離・タイミングが合わなかった感じだけど、見ごたえあった。

シャイニング菊ザードでアップルが大の字でダウン。華名が男盛を場外へ分断、レフェリーはそちらに気を取られる。菊タロー、頬を張ったりしても反撃してこないのを確認すると、なんとコスチュームのズボンを脱ぎ始める!!w さらにズボンの下の黒ロングタイツをひざまで下ろして黒トランクス姿になり、アップルのコスチュームのベルトを外したところでアップル蘇生→そのまま蹴り上げてローブロー→ジャーマンでピン。

第4試合 ×石川晋也&田島久丸 (パワーボム) 宮本和志&嵐○


第5試合 いぶし銀教科書マッチ

ヒロ斉藤 (胴締めスリーパーホールド) グラン浜田

中盤までとにかく足首の取り合い。アンクルホールド、ヒールホールドの応酬が続いたのを、浜田さんがナックル、エルボー、で流れを断ち切る。そこから、一気にスイングDDTに持って行ったんだけど、これをヒロさんがスカして、浜田さんだけ落っこちて自滅。さらにヒロさんがセントーンで追い討ち。引き起こしてロープに振ると、浜田さんがカウンターのスリーパー。これをヒロさんがチンクラッシャーで返して、胴締めスリーパーへ繋いで浜田さんがたまらずタップ。

第6試合 ○エル・ブレイザー&藤田峰雄&4L・ブレイザー (5Lプレス) 沖本摩幸×&南野タケシ&ベアー福田

もうブレイザーが全部持って行き過ぎw
ブレイザーが福田にヴィーナス
→アイコノクラズムに行こうとすると福田が踏ん張って阻止
→再ヴィーナス
→ゴリコノクラズム
→マッドスプラッシュ→剣山で迎撃される、
なんて一連の流れは分かる人にはたまらなかったと思う
(ドラディションのリングで唐突にそれをやる意味があったかはともかく)。

ブレイジング・アローで沖本をダウンさせたエル・ブレイザーが4Lをリングへ呼び込んでコーナーに上がらせて、4Lがエル・ブレイザーをおんぶしてのダイビングボディプレスで沖本をピン。

第7試合 スペシャシングルマッチ

藤波辰爾 (足4の字固め→タップアウト) 関本大介×

第5試合とは違ってこの試合はひたすら腕の取り合い。関本が藤波を腕ひしぎ逆十字にとると、藤波は体を折り曲げ足を胸の辺りまでひきつけて、関本の足首を自分の両足で挟んで極めて抜け出す。
藤波が関本をキーロックに捕らえると、関本はフォールの体制に転がし抜け出そうとするが、そのたびに藤波が体のバネだけで元の体制に戻してしまう。フォールの体制からでは返せないと見たか、関本がキーロックに極められている腕一本だけで藤波を肩に担ぎ上げ、コーナートップまで持って行きようやくブレイク。キーロックを担ぐのはボブ・バックランドがドリー・ファンク・ジュニアを担いだとき以来久々に見たけど、あれはやっぱスゲーわ。

藤波がローキックからのドラゴンスクリュー、と足攻めに切り替えるも、関本も足を引きずりながらも立ち上がりざまの至近距離ラリアットで応戦。さらに串刺しラリアット、そして得意の対角線往復串刺しラリアットに行こうとするもこれを避けた藤波が再度ドラゴンスクリューから足4の字固めにつないで関本がタップ。

勝敗はともかく、この1,2ヶ月で関本選手が絡んだり組んだりしたいわゆるレジェンドは、AKIRAライガー、長州、藤波、とこれだけ見てもすごいよなー、と。

雑感

内容も試合順など構成も抜群に良かった。それだけに後楽園でできないのがかなり残念。

あと、華名選手が自分の試合のあとの試合を入場口わきで熱心に見ていたのが印象的でした、と。