2009.02.27 ZERO1 後楽園ホール大会

ちょっと間が空いてしまったんで、気になったところだけサラリと。

第1試合

浪口修&斎藤謙 (Lanakila-H) 澤宗紀&小幡優作×

キッカケはアレとはいえ、浪が Lanakila-H をラーニングしたのは、今のところいい方向に転んだ感じ。デラックスボンバーと違って「あぁ、フィニッシュだね」と初めて浪のプロレスを見る人にも伝わる技だし。
浪の身体能力ならもうちょっと高い位置で少し、0.3秒くらいでいいので、静止させてから落とすことも出来るはずで、そのほうが個人的にはベターな感じ。

第2試合

○Mr.Wrestling III (垂直落下式ブレーンバスター) 植田使徒×

この日のMW3は入場時の歩き方の特徴がこの前日追放になった某 K 選手に激似w
それだけでお腹いっぱい。

第3試合

○前村さき&松尾永遠 (ネバギバ) 紫雷美央×&紫雷ミオ

ZERO1の興行内の女子の試合では珍しいくらいに盛り上がらなかった試合。
かみ合ってないのが客席側に伝わってしまった感じ。あと松尾のムーブである「ワー^-^」って手を広げてダウンしてる選手の周りを回るのを前村と2人でやったんだけど、あれも「シーン」って感じだった。TPO ってことなんですかね…、難しい。

松尾が片方を分断して、もう一方を前村が花マルどっかん→カウント2、すかさずネバギバで丸めてカウント3。花マルどっかんは後輩に簡単に返される技で良いのかと、小一時間…。

ちなみにイオがローリングネックブリーカーを使って「どうして技のレパートリーを被せるかな…」と思ったらこういうことだったようで。

第4試合

○稔&望月成晃&日高郁人 (ミノルスペシャル) 田中将斗&藤田ミノル&菅原拓也×

内容は良かったと思うんだけど、マッチメイク自体のバランスが少し悪いな、と。それで損をした感じ。
田中と稔の本格的な接触はお預け。

第5試合

崔領二&関本大介 (那智の滝) 佐藤耕平×&鷹木信悟

この試合も普通に面白かったんだけど、鷹木のZERO1初陣がこのマッチングなのは失敗だったなー、と個人的には。鷹木のパワーや体がすごいと思えるのは普段がドラゲーだからであって、このメンツに入ると1ジュニアにしか見えない。

あと、場外乱闘になったときに、リングアナのオッキーが「お下がりください!」って言うところで、たまたま本部席横で座って観戦してた前村選手にマイクを向けて前村選手に何かを言わせた(聞き取れず)んだけど、アレはなんだったんでしょう…。
まさか引退後はリングアナへ転進という布石でしょうか!?w (多分違うw
それだと千春さんみたいです! (妄想ベースだし、その例えは別のことを創造してしまい微妙(謎))

第6試合 世界ヘビー級選手権

×[王者]永田祐志 (ドラゴンスープレックスホールド) [挑戦者]大谷晋二郎

王者が4度目の防衛に失敗

スパイラルボム、ドラゴン、エクスプロイダー、バックドロップ、バックドロップホールドが脈絡なく乱発されるゾンビプロレス。最後もちょっと唐突気味、投げっぱなしじゃなかったのはちょっと救い。

まぁ、どっちにも肩入れしてない部外者としては「対抗戦の熱だけで何とか持ってる・盛り上がってるなぁ…」という目で見てました。

特別試合 世界ヘビー級選手権

○[王者]大谷晋二郎 (スパイラルボム) [挑戦者]スティーブ・コリノ×

王者が初めての防衛に成功

ネットの掲示板とかのみならず、週プロモバイルなどでも批判され、永田さんも控え室前のモニターでこの事態を見ていて批判したコレ。

長田退場後、大谷が「俺がベルトを獲ったからには、誰かの言葉じゃないが、いつ何時誰の挑戦でも受ける」と言った瞬間に
コリノがリングサイドによりスーツを脱ぎ捨て、下に着込んでいたコスチューム姿でリングイン。よしゆきが通訳「そういうことなら今この場で挑戦を受けてもらう」ってことで始まった試合。もうメインまで何とか上手いことまとまってたのが全部パー。

コリノは確かに上手いけど、この場面で出てくるのは明らかに役不足。おまけに体がテーピングだらけで、明らかにコンディションが悪いんじゃ、盛り上がらない。
WWEの2006年のマネーインザバンクのオマージュだって見る向きもあったけど、それならそれでなおさらコリノでは役不足、アレはエッジだったから成り立ったわけで。

というわけで、今後の挑戦者も伏線もないままgdgdに終了しましたとさ…。
なんかとにかく最後のコレで全部パーになった感じ。