長月

もう9月、今年も2/3が終わってしまったんですねぇ…。

今年は東京・神奈川でも30度を越える日が少ないですけど、
それでも、暑いというかジメジメ・ムシムシしてるのが苦手な自分としちゃ、
早いとこもっともっと涼しくなって欲しいわけですが。

そういえば、先週いっぱいで自分の入社以来の大先輩だった方が退社されました。
昔の上司がアメリカの某有名ソフトウェアメーカーに出張したとき、向こうの人間が会うなり
「なんだ、今日はミスター○○(退社された先輩)は来ないのか」
と激しく残念がった(というか上司に「お前には用はない」と言わんばかりの態度だったという噂も(滝汗))なんて話や、
普通不具合報告しても返事が遅かったり、いい返事が来ないようなところが、その方がメールを出すと
「お手数おかけして申し訳ありません。すぐソースを調べてご返答差し上げます」
なんてなったり。
結局、一昔前のソフト開発は個人の裁量・力量依存のある意味 artistic な世界だったのが、今のソフト開発はギチギチの管理野球が主流なわけですけど、その方も自分もその辺に少なからず嫌気がさしてたのは事実なわけで。まぁ、自分は能力は足元にも及ばないので、ただのうるさいワガママな野郎ですがw まぁ、こんだけいろんな価値観とか多様化してきてる世の中で、いろんな価値観・スタイルを認めるように、なんでソフト業界はならないんでしょうね…
なんかどうしても今流行のいろんな手法とかって「全員が能力が一番低い方へ合わせる」仕組みにしか感じないのですよね…まぁ、愚痴です、グチw

でも、上辺だけをなぞるのは、それは違うと思うんですよ。

例えば、ある手法を取り入れるからには、それがどういう目的で…というところはちゃんと吟味されてないとならないと思うし。「ちょっと事故率が下がるからって今の自動車のハンドル・アクセル・ブレーキって仕組みをいきなり変えられないでしょ、それと同じことでよほどのメリットがない限り既存のシステムを変えるのは危険・無駄」みたいなこと、生前に祝一平さんが人類タコ科図鑑で言ってましたね。
デバッグだって対処療法じゃなく、問題の本質を突き詰めることが根本なんだけど、実際には動けばいい、だったり。まぁもちろん、納期の問題でどうしようもなかったりはするんだけど。

プロレスでは、Gスピリッツのインタビューとかでヒロ斉藤選手が嘆いてましたねー
「今の選手は教わってるから見た目は教科書通りに動けるけど、どうしてそういう動きなのか分かってない」
「第3世代より下の選手はどういう動きをするか分からないのが多いから下手に動けない、動いたらお互い怪我しちゃうから」
「ロックアップのとき首を抱えない選手が多すぎ」
みたいな。

個人的にはリストの取り合い・ひねりあいの途中で手を離してしまう選手が多いのが、最近すげー気になります。あとロープワークがgdgdな選手とか。

ドラゴンスリーパーは元々骨法の複雑めな関節技だったのを、プロレスの流れで使いやすいようにアレンジしたわけで、ちゃんと試合の流れと、ドラゴンスリーパーの極め方をしっかりやれば、変な複合技とかにする必要ないんですよ、なぁ□□?w