続く余震? 男は廃ったのか? 後藤達俊選手が無我ワールドから契約解除通告

http://www.muga-world.jp/news/index.html#200071129
	後藤選手の所属解除に関するコメント

本日(2007年11月29日)、後藤達俊選手の今後の参戦を見送ることを決定いたしました。団体として運営していく以上、所属解除(契約は交わしておりませんが)が苦渋の判断であったことは事実です。
会社側と選手間での問題、選手間同士の問題は、普段から話し合いをもっておりますが、この度、解決がなされる前に会社にとって不利益となりうる新聞記事掲載、発言、その他問題がありましたので判断いたしました。今後、試合のオファーは見送らせていただくことになります。
この件に関しましてカード変更となりましたこと、応援してくださるファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。

今後とも無我ワールド・プロレスリングを応援宜しくお願い申し上げます。

株式会社無我ワールド・プロレスリング
西村の退団擁護・自らの退団を示唆する発言が東スポの紙面を飾ったのは先週後半のこと。
確かにアレは交渉が継続中のことならまずかったと言えるでしょう。
後藤選手が明らかにしていたのは「無我側のヒール否定」。
一方、週プロなどの記事では無我側は「ヒール否定」をしたかどうか明言していません。

今回の一件で注目したいのは、発表済みのカードを変更してまで
今回、このタイミングで「所属解除(契約は交わしておりませんが)」に踏み切ったということ。
特に急ぐ理由がないのなら年内最終興行の12.13後楽園のトーナメント決勝戦まで
妥協しておいても良かったわけで、その辺は何か事情があるんでしょう。

無我側は西村・征矢の一件で迅速な対応はしたものの後手に回ったのは事実で、
今回は先んじて手を打ってきたようにも見えます。
まぁ、一般世間の社会通念がプロレス界に適用されるかどうかはともかく、
所属組織の方針にgdgd言ったり、後ろ足で砂かけて辞めた人間を擁護すれば、
普通は干されますよな…。

吉江選手などが「他団体からのオファーもあるけど、営業が忙しくて受けられない」
という状況なのと比べると、後藤選手はかなり自由に他団体に出ていました。
この辺で温度差があったのではないか? というところは誰でも疑いたくなります。
また先日退団した西村・征矢は独身で、長井選手・吉江選手・藤波選手のように
家族を手弁当で会場に手伝いに出すようなことはしていませんでした。
後藤選手は所帯持ちで千葉県木更津に家族が住まれていますが、
ブログで明らかにしているようにご本人は東京の木村君宅に居候の単身赴任状態です。
この辺も何らかの温度差を生んだ可能性もありそうです。

後藤選手が今後上がるリングですが、強化アドバイザーの肩書きがあるDEP
ゴトウダーでの出演が決まっているDDT、12.9世界館に参戦の決まっているRIKI OFFICE。
ZERO1-MAXは少し前だと(高山選手が非参戦時の)耕平選手の横が空き家でしたが、
今は義兄弟タッグ(藤田・菅原)と、時々ギミックチェンジした高岩選手が埋めています。
FTOは藤波さんの親族が関係しているとか聞いたことがあるんですが、どうなりますかねぇ…。

現状で、無我ワールドの所属選手は、藤波・ヒロ・長井・吉江・竹村・高木(・倉島)になりました。
他にレギュラー参戦選手としてグラン浜田選手。
週モバあたりではあっさり他のニュースにかき消されたようにw
予兆もあったせいで、今回の一件はインパクトとしては弱いのかなー、と。
まー、何があったのかはっきり知りたいところではありますな。